随心院での前撮りプラン
隨心院は991年に創建され、絶世の美女としても知られる小野小町が余生を過ごした場所としても知られているた国内でも非常に建立が古い寺社です。
現在残っている本堂はおよそ400年前に再建されたものですが、平安時代の雰囲気を色濃く残しており結婚式のロケーションフォトでも非常に高い人気がある場所となっています。
撮影プランを立てる場合、この寺社の特徴でもある落ち着いた雰囲気を取り込むことがおすすめです。
京都のなかでも閑静な地域にあり、四季折々の美しい景色をゆっくりと楽しむことができる場所なので、本堂と桜、雪景色、さらには寺院に加え京都の山を彩る紅葉を背景とした写真も美しく仕上がります。
また、雨の日に撮影を行っても魅力的な写真が出来上がります。
春から夏にかけては若葉と雨のマッチングが非常に良く、和傘を指した
和装姿の新郎新婦はより一層幻想的な雰囲気を醸し出します。
特に、白無垢をまとった新婦が雨に濡れた庭園を歩く姿は、
古都の風情と相まって、まるで日本画のように美しい瞬間を捉えます。
どんな天候でも美しさがあり、ただの記念写真に留まらない
記憶に残る素晴らしい一枚を残すことができる場所なのです。
衣装選びのポイントとおすすめ
随心院で前撮りを行う際の衣装選びは、ロケーションとマッチする和装を選ぶことが大切です。
寺社仏閣での撮影で洋装を選ぶこともありますが、この場所においては
やはり和装が最も似合う衣装だと言えるでしょう。
ポイントは屋外と屋内で衣装を変えることです。
屋外では白無垢で新婦の清楚さを打ち出しつつ伝統的な日本と京都の雰囲気を引き立てましょう。
特に明るい時間帯での撮影は庭園の緑や本堂の荘厳な雰囲気と相まって、
和装の美しさが一層引き立つでしょう。
一方、屋内では色打掛がおすすめです。随心院は長い歴史があり
閑静な寺社というイメージがありますが、実は屋内には極彩色の絵図や
ピンク色の屏風といったカラフルな美術品が残っています。
色打掛と組み合わせることで、華やかさと格調高い印象を演出することが可能になるのです。
美術品の色鮮やかさが新婦よりも目立ってしまう懸念はありますが、
経験豊富なプロカメラマンが位置や構図を工夫し、あくまでも主役は
新郎新婦となる写真を撮ってくれるため安心です。
要所で白無垢を身にまとえばさらに効果的です。
衣装を変えることで、ロケーションフォトとしてふさわしい
伝統的でありながらも記憶に残る一枚を残せます。
清楚さと華やかさ、そして寺社の荘厳な雰囲気が一体となった雰囲気を形にすることができます。